春日部・越谷・久喜には、関東最古の大社と言われており、アニメの聖地としても有名な鷲宮神社、越谷いちごタウン、花田苑・こしがや能楽堂、ゲーセンクレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ ブリブリシネマスタジオ、藤棚が美しい藤花園、アスレチックコースが充実している内牧公園、春日部市郷土資料館、庄和総合公園などの観光スポットがあります。
関東最古の大社で、お酉さまの本社と云われる鷲宮神社は、鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」にしばしば登場し、関東の武士たちに深い敬意を持たれてきました。 鎌倉時代には幕府によって社殿が再建され、江戸時代には徳川将軍家から社領として400石が寄進されるなど、各時代の権力者から大きな保護を受けました。 神社には「鷲宮催馬楽神楽」という伝統的な神楽が伝わっており、その価値が認められ国の重要無形民俗文化財に指定されています。 この神楽は関東神楽の源流とされ、江戸時代の里神楽の基礎を築いたと言われています。 近年は、アニメの聖地として日本全国はもとより海外からも多くのファンが参拝に訪れています。 由緒 ...»
東武動物公園は総面積61ヘクタールの広大な敷地に、動物園と遊園地を組み合わせた複合型の関東最大級のレジャーランドです。約120種類の動物と約1,200頭の動物たちに会うことができます。 動物園 動物園では、迫力満点のホワイトタイガーをはじめとするさまざまな動物たちがお出迎えします。また、動物との触れ合いやイベントも盛りだくさんです。カピバラやリスザルなどを積極的に走らせる行動展示や自然景観を再現した展示が特徴です。 アフリカサバンナエリア キリン・シマウマ舎: アミメキリン、グラントシマウマ、エランド、ダチョウ、バーバリシープ サイ舎: ミナミシロサイ リスザルの島: ボリビア...»
草加松原は、旧日光街道(現在の県道足立越谷線)の神明2丁目から旭町1丁目の南端まで、綾瀬川沿いに広がる1.5キロメートルの松並木です。この美しい松の並木は江戸時代から「千本松原」として知られ、茂っている木々がトンネルのような緑の景色を作り出し、街道の名所となっていました。 松の保護のために松原内を通っていた県道足立・越谷線の上り車線が西側に移され、遊歩道化が行われました。これにより、「日本の道100選」にも選ばれることとなり、遊歩道内には東京スカイツリーの高さに因んで634本の松並木が植えられています。遊歩道は石畳で整備されており、車道(県道)をまたぐ歩道橋として百代橋や矢立橋という跨道橋が...»
埼玉県の東南部に位置し、江戸川と中川に挟まれた水と緑が豊かな吉川市。約400年前から川魚料理の伝統があり、「吉川に来て、ナマズ、ウナギ食わずなかれ」という言葉で知られるほどの名物料理。幕末時代には、新撰組組長である近藤勇も舌鼓を打ったといわれている。”なまず丼”はナマズの天ぷらをはじめとして、季節の野菜の天ぷらを熱々ごはんにのせて、甘辛のタレをたっぷりかけた天丼。ナマズは天ぷらにすることでくさみが抑えられ、さっぱりとした白身の食感とやさしい味わいが楽しめる。...»
加須名物のうどんは、江戸時代半ばに利根川の渡舟場や不動岡にある總願寺の門前で参拝客をもてなし、「加須と言えばうどん」と言われたことから始まった。このうどんは、足踏みや寝かせといった作業を通常の倍以上行い、コシのある歯ごたえとツルっとしたのどごしを実現している。加須市では、まちおこしにB級グルメを発掘しようとこの手打ちうどんを使ったアイディア料理をコンテストで募集。そこで選ばれた料理が「肉味噌うどん」である。手打ちうどんに肉味噌をのせ、その上にさらに温泉卵を乗せたもの。特に若い世代から人気を集めている。「加須市みんなで考えた肉みそうどん」というメニュー名で提供されている。 加須うどん 埼玉県...»
現在、三郷市には250件を超す小松菜生産農家があり、埼玉県でも有数の生産量を誇っている。この地元で取れた小松菜を使用し、調味料を少なく抑えて出来るだけ素材の味を生かした名物が“小松菜餃子”。小松菜と肉を一晩寝かすことでより旨味を引き出した“熟餃子”だ。小松菜パウダーを皮に練りこみ、具にも小松菜をたっぷりと入れることで、栄養価が高く、また小松菜の風味抜群の一品に仕上がっている。地元で取れた小松菜を使用した名物には他にも煎餅・クッキーなどがある。...»
さいたま市や草加市で生産されている伝統野菜で、大きな芽が出ることから「めでたい」ものとされ、正月料理や祝い事の際に欠かせない食材となっている。栄養価が高いことでも知られており、中国では漢方薬にも使われていたこともあるようだ。オモダカ科の水生植物で、地下にできる塊茎(かいけい)という部分が食用となる。塊茎はアクが強いため、調理の際にはしっかりとアク抜きすることが必要。濃いめの出汁や酒、醤油、みりん、塩等で煮ると良い具合の煮しめができる。 旬 11月 12月 1月...»
日本有数のご当地銘菓といえるほど全国的に知名度が高い「草加せんべい」。うるち米を蒸したものを天日干ししたのちに、ひとつひとつを手焼きで仕上がるせんべいは、食べやすい適度な堅さを持ち、手焼きならではの焦げ目がたまらない香ばしさを持つ。「草加せんべい」のはしょうゆ味が基本だが、現在では味噌、ゴマ、のり、砂糖、からし、エビ等と、豊富な種類が楽しめる。せんべいの手焼き体験ができるお店も草加市内に数店舗あるので、休日に自分で作った焼きたてせんべいを味わいに草加へ出掛けるのもいいだろう。...»
牛島のフジ(うしじまのフジ)は、日本の埼玉県春日部市牛島にあるフジの巨樹で、国の特別天然記念物に指定されています。このフジは、大きく広がる枝と美しい紫色の花房が特徴で、多くの観光客を引き寄せる名所となっています。特に春から初夏にかけて、フジの花が満開になる時期には、その壮大な景観が訪れる人々を魅了します。 歴史と背景 牛島のフジは、その歴史の長さでも知られています。樹齢は約1200年と推定され、古くからこの地域のシンボルとして親しまれてきました。牛島のフジは、江戸時代の初期にはすでに存在していたとされ、その美しさは多くの文人や画家たちにインスピレーションを与えてきました。また、1879年(...»
道の駅アグリパークゆめすぎとは、埼玉県北葛飾郡杉戸町才羽に位置し、埼葛広域農道にある道の駅です。この施設は「まちの駅」としても登録されており、農業を通じて「人と人とのふれあいの場」を提供することを目的としています。10.2ヘクタールにわたる広大な敷地内には、農産物直売所や食堂、バーベキュー広場、農園など、多彩な施設が整備されています。家族や仲間と共に一日中楽しむことができるスポットです。 食堂あぐり亭 地産地消のこだわりメニューアグリパークゆめすぎとの「食堂あぐり亭」は、広々とした公園内に位置し、地元の農産物を使用したメニューを提供しています。ボリューム満点の料理は、杉戸産の特別栽培米や新...»
埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路は、首都圏の水害を防ぐために建設された治水施設です。延長約6.3km、国道16号直下約50mの深さに位置し、世界最大級の地下放水路として知られています。地下神殿と呼ばれる壮大な構造と、その機能美は多くの人を魅了しています。 放水路は、中川、倉松川、大落古利根川、18号水路、幸松川などの中小河川から洪水を江戸川へ流す役割を果たします。1993年に着工し、2006年に全区間が完成しました。公式愛称は「彩龍の川(さいりゅうのかわ)」で、その荘厳な内部の様子から「地下神殿」とも呼ばれています。 放水路の仕組みと役割 地下50mを流れる巨大な放水路首都圏外郭放水...»
埼玉県春日部市にある「龍Q館」は、世界最大級の地下放水路である「首都圏外郭放水路」の機能や役割を学ぶことができる、ユニークなミュージアムです。国土交通省が設置した洪水防御施設「首都圏外郭放水路」の内部にあり、地下神殿と呼ばれる壮大な構造を持つ放水路を、模型や映像、そして実際の施設見学を通じて、より深く知ることができます。地下深くに広がる世界最大級の放水路は、その壮大なスケールと先進的な土木技術で多くの注目を集めています。 龍Q館の施設と展示内容 地底体感ホール地底体感ホールは、首都圏外郭放水路の役割を光、音、映像でバーチャル体験できる立坑を模した円筒形の空間です。3面マルチ画像で迫力ある映...»
鷲宮神社は、埼玉県久喜市鷲宮一丁目に所在する神社で、「関東最古の大社」、「お酉様の本社」と称されています。この神社は天穂日命とその子の武夷鳥命、および大己貴命を祭神としています。 鷲宮神社の本社だけでなく、旧太田荘周辺には数多くの同名の分社が存在し、久喜市内にも下早見に2社、八甫に1社が鎮座しています。時には「武蔵国鷲宮神社」と呼ばれることもあります。 歴史と由緒 鷲宮神社は「関東最古の大社」とされ、鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』にも度々登場し、関東の武士に崇敬されてきました。神社に伝わる「鷲宮催馬楽神楽」は国の重要無形民俗文化財に指定され、関東神楽の源流とされています。 神代の昔、天穂日...»
草加神社は、埼玉県草加市氷川町にある歴史ある神社です。元々は「氷川社」と呼ばれており、天正の頃(1573年から1592年)に小さな祠で祀ったのが始まりとされています。享保2年(1717年)4月16日には、正一位氷川大明神の称号が贈られました。その後、明治42年(1909年)に付近の11社を合祀し、社号を「草加神社」と改めました。 歴史の歩み 創建と初期の歴史 草加神社の創建は天正年間(1573年 - 1592年)で、武蔵國三之宮なる大宮氷川神社の御霊を分けて小祀を祭りしたのが始まりです。元々は「氷川神社」と称していました。寛永7年(1630年)には、草加宿が千住宿に次ぐ江戸・日本橋から数...»
埼玉県幸手市にある権現堂堤は、約1キロメートルに渡ってソメイヨシノが咲き誇る、関東を代表する桜の名所です。そのため、「権現堂桜堤」とも呼ばれています。春には桜と菜の花のコントラストが美しく、秋には曼珠沙華が咲き乱れるなど、四季を通じて様々な花を楽しむことができます。 概要 中川の堤防上約1 kmにわたって、約1000本の桜並木が続きます。桜はソメイヨシノで、例年4月上旬が見ごろですが、近年は開花時期が早まっています。桜の開花と同時期に堤下に広がるアブラナも咲くため、ピンクと黄色のコントラストが美しい光景を作り出します。 堤下には他にも全国から集められた様々な種類の桜が植樹されています。桜...»
埼玉県幸手市にある権現堂公園は、関東を代表する桜の名所として知られている広域都市公園です。約1キロメートルにわたって続く桜並木は、春には多くの花見客で賑わいます。季節ごとに異なる花々が咲き誇り、四季折々の美しさを楽しむことができます。 四季を通して花の色づきを楽しむ 幸手市には、権現堂堤に代表される美しい水辺と、緑豊かな自然があります。市では、この恵まれた環境を活かし、自然の生態系に配慮し、人と自然が共存できる景観づくりを進めています。桜で有名な権現堂堤ですが、「桜の季節が終わってからも四季折々に咲く花を」という思いから、紫陽花、曼珠沙華(彼岸花)なども植えられました。訪れるたびに異なる花...»
埼玉県加須市にある「道の駅童謡のふる里おおとね」は、童謡作曲家・下總皖一の生誕の地であり、豊かな自然と人情あふれる地域です。ここでは、地元の新鮮な農産物や、下總皖一ゆかりの史跡、そして美しい自然を満喫することができます。 童謡の名曲を生んだ地 童謡の名曲を数多く作曲した音楽家、下総皖一(しもおさ かんいち)の生誕地である旧大利根町。その情緒豊かな風景が「たなばたさま」や「野菊」、「はなび」などの名曲に影響を与えたとされています。この地で栽培された「大利根産コシヒカリ」は、豊かな水に恵まれた埼玉県有数の美味しいお米として知られ、「童謡のふる里おおとね」で販売されています。 農産物直売所 ...»
埼玉県八潮市にある八潮市立資料館は、「水と生活」をテーマとした展示や貴重な歴史資料を公開する施設です。公文書館、郷土博物館、および文化財センターの役割を兼ね備えています。資料館の敷地内に明治9年に建てられた木造の民家「旧藤波家住宅」が移築されています。 展示 八潮市は東に中川、西に綾瀬川が流れる中川低地に位置し、川の恵みと災いを受けてきました。資料館の常設展示では、八潮の歴史的背景である「水と生活」をテーマに設定し、八潮の歩みを紹介しています。 中川と綾瀬川に挟まれた八潮の地における水運や染め物、水害との闘い、八條遺跡の出土品や伝馬船の模型などが展示されています。 八潮市および旧八條村...»
埼玉県久喜市に佇む甘棠院は、戦国時代の風雲児、足利政氏が晩年を過ごした地として知られています。永正16年(1519年)、第2代 古河公方 足利政氏は自らの館を寺に改め、甘棠院と名付けました。山号は永安山(えいあんざん)で、臨済宗円覚寺派に属しています。 足利政氏は、室町幕府の御家人であり、古河公方と呼ばれる関東地方の有力な守護大名でした。古河公方は、鎌倉公方足利基氏の子孫が、鎌倉から古河に移り住んで成立した系統です。政氏は、父・成氏を継いで古河公方となり、関東地方を舞台に激しい権力闘争を繰り広げました。 寺院の創建 甘棠院は、古河公方(こがくぼう)第二代目 足利政氏(まさうじ)が、古河よ...»