古代蓮の里は、多くの美しい蓮の花が楽しめる場所で、特に6月中旬から8月上旬にかけて訪れると、42種類の花蓮が12万株咲き誇り、蓮池一面に広がる絶景を堪能できます。
行田蓮(古代蓮)は、約1400〜3000年前の原始的な形態を持つ蓮です。花蓮の見頃は午前中で、その美しい色合いや香りを楽しむことができます。蓮園や古代蓮池では、木道を歩きながら間近で蓮を観賞することができ、訪れる人々を魅了します。
7月中旬から10月中旬には、古代蓮会館の展望室から田んぼアートを鑑賞できます。行田市の田んぼアートは2008年から始まり、多くのボランティアや参加者によって毎年田植えが行われます。オリジナルデザインや映画、ドラマ、ゲームとのコラボレーションも行われ、2015年には「世界最大の田んぼアート」としてギネス世界記録に認定されました。
行田市の田んぼアートの作品テーマは毎年異なり、以下のようなデザインが描かれてきました。
田んぼアートの終了後には、その稲わらを利用してわらアートが制作されます。古代蓮会館の南側の敷地にて翌年3月末頃まで展示され、大きい方のわらアートはその中に入ることもできます。過去のわらアートの例として、以下のようなものがありました。
古代蓮会館は2001年4月22日に開館し、全高59.5m、展望50mの展望タワーがあります。ここからは田んぼアートや周辺の景色を一望できます。
古代蓮会館には展示室や研修室、売店、うどん店などもあり、訪れる人々に様々な楽しみを提供しています。また、公園内には以下のような施設があり、一年を通して自然の美しさを楽しむことができます。
古代蓮は、公共施設建設工事の際に偶然に発芽し、1973年に開花したものです。地層の遺物や放射性炭素年代測定から、約1400年から3000年前のものであることが判明し、それ以来「古代蓮」と呼ばれるようになりました。
毎年6月下旬から8月上旬にかけて蓮の花が咲き、多くの市民や観光客でにぎわいます。自然の中でリラックスし、美しい蓮の花や様々な植物を楽しむことができる古代蓮の里は、訪れる人々にとって癒しの場所となっています。
○通常期
・公園は終日
・古代蓮会館は9:00~16:30
※最終受付は16:00まで
・売店は9:00~16:00
・うどん店は11:00~14:00
○蓮の開花期間(6月下旬~8月上旬)
・公園は終日
・古代蓮会館は7:00~16:30
※最終受付は16:00まで
・売店は7:00~16:00
・うどん店は9:00~14:00
○通常期
・公園
定休日なし
・古代蓮会館、売店
月曜日(祝日の場合は営業)/祝日の翌日(土日の場合は営業)/年末年始
・うどん店
月曜・火曜日(祝日の場合は営業)/祝日の翌日(土日の場合は営業)/年末年始
○蓮の開花期間(6月下旬~8月上旬)
・公園、古代蓮会館、売店、うどん店
定休日なし
古代蓮会館入館
大人(高校生以上)400円
小人(小・中学生)200円
JR高崎線行田駅(東口)から市内循環バス観光拠点循環コース左・右回り「古代蓮の里」下車すぐ