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加須未来館

(かぞ みらいかん)

宇宙への夢と地域の活性化を繋ぐ複合施設

埼玉県加須市にある加須未来館は、プラネタリウムや天体観測室、体験学習施設などを備えた、宇宙や科学への興味を深めることができる総合学習施設です。ユニークな外観が目印で、美しい自然環境の中、宇宙への夢を育みながら、訪れる人々に多くの学びと感動を提供しています。

施設の特徴と魅力

加須未来館は、レストランや農産物直売所、浮野みそ加工施設なども併設しており、訪問者は多様な体験を楽しむことができます。平成27年には、プラネタリウムが最新型の単眼式超高解像度8K対応デジタル投影機にリニューアルされ、リアルで迫力のある星空や宇宙の映像が楽しめるようになりました。これにより、子どもから大人まで多くの方に夢と感動を与えることができます。

館内の施設

加須未来館は、利根川のスーパー堤防上に2001年(平成13年)に開館しました。本館は3階建てで、1階から3階まで様々な施設が配置されています。1階には、交流ホール、農産物加工室、地球資産展示室、レストランがあります。2階にはテラス、調理実習室兼体験学習室(木工)、科学実験室があり、3階にはクーデ式天体望遠鏡による天体観測室が設けられています。また、敷地内には加須未来館農産物直売所もあります。

展示物と設備

加須未来館では、本物のロシア製ソコル宇宙服を展示しています。これは1998年に製造されたもので、ロシア人宇宙飛行士ヴィクトル・アファナシェフがソユーズTM-29で着用したものです。さらに、2015年には、プラネタリウム施設に単眼式超高解像度8K対応型デジタルプラネタリウムが導入されました。これにより、よりリアルで迫力のある映像を楽しむことができます。

周辺の見どころ

加須未来館は、利根川中流域に位置し、治水上大変重要な場所にあります。この地域は、堤防上に建つランドマークとして大変目立ちます。堤防に広がる花壇を下っていくと、サイクリングセンターがあり、利根川の長い堤防沿いのサイクリングロードや加須市内を巡るサイクリングコースの拠点となっています。また、下にある「とねがわこども館」は、明るい室内空間で子供たちがスポーツを楽しむことができる施設です。利根川の自然と共に楽しむ拠点として、多くの訪問者に親しまれています。

加須未来館は、その充実した設備と豊富な体験プログラムにより、訪れる人々に学びと楽しみを提供し続けています。宇宙や科学への興味を深めると共に、地域の自然や文化にも触れることができるこの施設は、多くの方々に愛される場所となっています。皆様も是非、加須未来館を訪れて、その魅力を体感してみてください。

Information

名称
加須未来館
(かぞ みらいかん)

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