かつて米軍・ジョンソン基地内で働く人々が住んでいた米軍ハウスと呼ばれる平屋のアメリカン古民家と平成ハウスと呼ばれる現代的低層新築住宅が立ち並ぶエリアです。
都心から1時間でアメリカンな雰囲気を楽しめます。街の規模は小さく、30分で一周できますが、アメリカンなお店がいたるところにあります。
雑貨店やカフェ、レストランなど約50店が樹々の間に点在し、特徴的な白い横張りの板壁を持つ平屋住宅が立ち並び、アメリカの郊外の街並みを作り出しています。
おしゃれなファッションアイテムや雑貨のショッピング、アメリカらしい料理が食べられるレストラン、アメリカ風の街並みを楽しむ観光客によってにぎわいを見せており、フリーマーケットなどのイベントも開催されています。
歴史
ジョンソンタウンの歴史は、1938年(昭和13年)頃にさかのぼります。磯野農園が入間基地にあった陸軍航空士官学校のために平屋の日本家屋を建設したことが始まりです。
1945年には陸軍航空士官学校が進駐軍に接収され、ジョンソン基地となりました。1950年の朝鮮戦争開戦に伴い、米軍の増派があり、基地周辺の民有地にも米軍人用の住宅(通称:米軍ハウス)に24棟の米軍ハウスを建設しました。当時、ジョンソン基地周辺には600〜700棟の米軍ハウスが存在したと言われています。
1978年に米軍が撤退し、米軍ハウスは空き家となりました。その後、一般向けの賃貸住宅として利用されましたが、老朽化が進みました。周辺の米軍ハウスは撤去され、残るハウスもわずかでした。
2003年から荒廃したエリアの復興に取り組み、約10年かけて米軍ハウスはリノベーションされ、日本家屋は米軍ハウス風の建物(平成ハウス)に建て替えられ、街並みが整備されました。
西武池袋線 「入間市」下車 徒歩で約18分(タクシーで約3分)
車の場合:圏央道 入間出口より約5Km、10分程度