埼玉県の最南端に位置する新座市。水はけのよい関東ローム層の土壌と雑木林の有機肥料で肥えた土地をいかしたにんじん栽培が盛ん。また、この周辺では、昔から小麦粉生産が行われていたことから、おもてなし料理に”手打ちうどん”を出す風習があった。そのふたつの地産品に目をつけ、地元の製麺所がうみだしたのが”にんじんうどん”だ。
一日に必要なカロテンの半分が!
ペースト状にしたにんじんが生地に練り込まれ、ほんのりオレンジ色のうどんは栄養満点。今では「埼玉ご当地B級グルメ王決定戦」でもお馴染みになり、新座市のおみやげとしても人気だ。鮮やかな彩り、ツルツル・シコシコとした食感で、ニンジンの香りと甘さがほんのり漂います。