なだらかな丘陵地帯に位置し、ポニーやウマ、ウサギ、ニワトリ、ヒツジなど約40種類約450匹の草食動物が主な特徴の施設です。
ここでは子供たちが動物たちと触れ合いながら楽しみながら学ぶことができます。乗馬コーナーや乳しぼり体験ができる乳牛コーナー、さらには恐竜コーナーやコアラの展示もあります。
広大な敷地面積79.2ヘクタール(そのうち46.1ヘクタールが動物園、33.1ヘクタールが散策路・クロスカントリーコースとして整備)を利用した、埼玉県内最大の動物園です。
放し飼いにされている動物もおり、200種以上、1600点以上の飼育動物が存在します。特に、世界で唯一のオーストラリア以外の動物園で展示されているクアッカワラビーや、日本国内で7箇所の動物園にしかいないコアラ、世界最大のフンボルトペンギン生態園であるペンギンヒルズなどが知られています。
また、冬にはカピバラの露天風呂も楽しむことができます(埼玉県こども動物自然公園、伊豆シャボテン動物公園、長崎バイオパーク、那須どうぶつ王国、いしかわ動物園との「5園国 カピバラの露天風呂協定」が締結されています)。
動物園内には、国際児童年記念館(こどもの城)、ビアトリクス・ポターの絵本で知られるピーターラビットの資料館である大東文化大学ビアトリクス・ポター資料館、そしてアスレチック施設である冒険の森など、動物園以外にも多くの施設が設置されています。
さらに、動物園に隣接して埼玉県平和資料館(埼玉ピースミュージアム)があり、展望塔からは関東平野を一望することができます。
北園にはさまざまな動物が展示されています。
キリン舎「キリンテラス」ではアミメキリンとキボシイワハイラックスが展示されています。
シラコバト舎ではシラコバトとニホンキジが展示されています。
ヤギ餌やり体験コーナーではヤギとザーネンを触ることができます。
ポニー乗馬コーナーやポニー舎ではポニーとさまざまな動物が展示されています。その中にはケヅメリクガメ、ノスリ、チョウゲンボウもいます。
フラミンゴコーナーではベニイロフラミンゴ、チリーフラミンゴ、マダガスカルトキ、ハワイガン、サカツラガン、ツクシガモなどを見ることができます。
どんぐりのもりではニホンリス、フクロウ、モリフクロウ、マレーモリフクロウが展示されています。
キツネザル舎ではワオキツネザルとアカエリマキキツネザルが展示されています。
なかよしコーナーではウサギ、モルモット、チンチラ、ミニチュアホース、ヤクシマヤギ、コリデール、サフォーク種、ミニブタ、クビワペッカリー、アヒル、ガチョウ、バリケン、ハリスホーク、マゼランワシミミズク、ルリコンゴウインコ、ヒワコンゴウインコ、ヨウスコウワニ、ボアコンストリクター、アルマジロトカゲ、アルダブラゾウガメなどが展示されています。
ぴょんぴょん村ではウサギを見ることができます。
カワウソ舎ではコツメカワウソが展示されています。
乳牛コーナーではホルスタイン、ジャージー種、ブラウンスイス、ガンジー種などの乳牛が飼育されています。
カンムリシロムク舎ではカンムリシロムク、コサンケイ、シロクロゲリ、ニシムラサキエボシドリ、ライラックニシブッポウソウ、ツキノワテリムク、オシドリ、アカガシラカラスバトが展示されています。
マーラ舎ではマーラとヒメマーラを見ることができます。
レッサーパンダ舎ではレッサーパンダとシロフクロウが展示されています。
マヌルネコ舎ではマヌルネコが展示されており、屋外には「マヌルロック」という放飼場もあります。
ヤブイヌ舎ではヤブイヌが展示されています。
ミーアキャット舎ではミーアキャットとフェネックが展示されています。
プレーリードッグ舎ではオグロプレーリードッグが展示されています。
小動物舎「ecoハウチュー」ではスナネコ、グンディ、パンパステンジクネズミ、デグー、マタコミツオビアルマジロ、ビスカッチャ、ウスイロホソオクモネズミ、レッサースローロリス、セバタンビヘラコウモリ、チビフクロモモンガ、フクロモモンガ、フサオネズミカンガルー、ハイイロジネズミオポッサム、ホンシュウモモンガ、ウスイロホソオクモネズミ、ハダカデバネズミなどが展示されています。
プーズー舎ではプーズーが展示されています。
フンボルトペンギン生態園「ペンギンヒルズ」ではフンボルトペンギンが展示されています。
クジャク舎ではインドクジャク、ミナミジサイチョウ、ギンガオサイチョウが展示されています。
シラコバト繁殖ケージではシラコバト、シロクロゲリ、コサンケイが展示されています。
サイチョウ舎ではミナミジサイチョウ、カンムリコサイチョウ、ギンガオサイチョウ、ナキサイチョウ、オシドリ、アオガン、コサンケイ、オウギバトオオサイチョウ、サイチョウが展示されています。
コウノトリ舎「こうのいけ」ではニホンコウノトリ、シジュウカラガン、シラコバト、タンチョウ、マナヅル、クロツラヘラサギが展示されています。
東園にはさまざまな動物が展示されています。
コアラ舎ではコアラ、ミナミコアリクイ、フタユビナマケモノ、シマオイワワラビー、ホウシャガメ、スッポンモドキが展示されています。
カンガルーコーナー・クオッカアイランドではオオカンガルー、クアッカワラビー(クオッカ)、オーストラリアガマクチヨタカ、ワライカワセミが展示されています。
エミュー放飼場ではエミューが展示されています。
ピクニック広場バードケージではオカメインコ、ベニインコ、コキサカオウム、ヤシオウム、フトフムネアカゴシキ、キンカチョウ、セキセイインコ、ヒメウズラ、テンニョインコが展示されています。
カピバラ・ワラビー広場ではカピバラ、ベネットアカクビワラビーが展示されています。
シカとカモシカの谷ではホンシュウジカ、ニホンカモシカが展示されています。また、マーラ(テンジクネズミの仲間)が放し飼いにされており、園内で見かけることがあります。
その他の施設には次のようなものがあります。
天馬の塔(正式名称は「国際児童年記念塔」)ではタイムカプセルが納められており、開園50周年である2030年5月5日に開封される予定です。
ポニー乗馬コーナーや恐竜コーナーもあります。
こどもの城(正式名称は「国際児童年記念館」)は1981年11月1日に開館されました。以前は入場料が別途必要でしたが、2021年6月からは入場料が無料になりました。
こどもの城にはレストランガゼボ、ジャブジャブ池、コバトンロード(「シカとカモシカの谷」に架かる歩道ウッドデッキ)、コバトンとりで、森の教室、野外ステージ、もりカフェ、ビアトリクス・ポター資料館(大東文化大学所有)などがあります。
9:30~17:00
11月15日~2月10日 9:30~16:30
毎週月曜日(祝日のときは開園)
12月29日~1月1日
大人(高校生以上) 520円
小人(小・中学生) 210円
小学校就学前 無料
東武東上線 高坂駅から鳩山ニュータウン行きバス(所要時間約5分)に乗車し、「こども動物自然公園」停留所下車