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国営 武蔵丘陵 森林公園

(こくえい むさし きゅうりょう しんりん こうえん)

広大な全国で初めての国営公園

国営武蔵丘陵森林公園は、全国で初めての国営公園として、広大な敷地に四季折々の風景や多様な植物を楽しむことができる場所です。東京ドームの約65倍の広さを誇り、さまざまなアクティビティや施設が揃っています。

園内には24基のアスレチックや巨大なエアートランポリン、季節限定の水遊び場など、体を思いっきり動かして楽しむことができる遊具が多数あります。また、ワンちゃんと一緒に楽しめるドッグランも大人気です。

公園の歴史と自然環境

国営武蔵丘陵森林公園は、明治百年記念事業の一環として整備され、埼玉県比企郡滑川町と熊谷市楊井に広がる304ヘクタールの広大な丘陵地に位置しています。公園は雑木林を中心に、池沼、湿地、草地など多様な自然環境を備えており、貴重な動植物の生息地としても知られています。首都圏の人々にとって、身近で親しめる自然の場所として利用されています。

アクティビティと施設

国営武蔵丘陵森林公園には、さまざまな施設やイベントがあり、楽しみながら自然について学び、興味を深めることができます。アスレチックの「冒険コース」や「むさしキッズドーム」など、自然の中で体を思い切り動かすことができる遊び場があります。

特に人気なのが、日本一大きなエアートランポリン「ぽんぽこマウンテン」です。どれだけ高く跳ぶことができるか、挑戦してみてください!

主な施設

ぽんぽこマウンテン: 約1,000平方メートルの日本一大きなエアートランポリン。
むさしキッズドーム: 複数のアスレチック遊具があり、小さなお子さまでも安全に遊べます。
冒険コース: 24種類のアスレチックコースがあり、子供から大人まで楽しめます。
水遊び場: 広さ10,000平方メートル、深さ5~30センチメートルの浅い池。
渓流広場: 長さ200メートルの人工の流れ。
運動広場: 64,400平方メートルの芝生広場。
ドッグラン: 約6,000平方メートルのフリーエリアと小型犬エリア。
彫刻広場: 自然の中に美しい彫刻作品が配置されています。
カエデ園: 秋には「紅葉見ナイト」でライトアップされる紅葉スポット。
サイクリングコース: 全長17キロメートルのコース。
マラソンコース: 5キロメートルと10キロメートルのコース。
園内バス(有料): 園内には8つのバス停があり、各ゲートを20分で結びます。

冒険コースとむさしキッズドーム

冒険コースは、雑木林を利用したアスレチックコースで、約1時間で一周できます(西口ゲートから徒歩約3分)。入口は船の形をした「げんきもりもり号」です。木製の遊具が24種類あり、子供から大人まで楽しめるコースです。

むさしキッズドームは、約50種類のカラフルな遊具があり、小さなお子さまでも安全に楽しく遊べます。白い屋根のドーム内では雨の日でも遊べますし、ドーム周辺にはさまざまな複合遊具があります(西口ゲートから徒歩ですぐ)。

水遊び場とBBQ施設

水遊び場は、面積約1,300平方メートルの巨大なじゃぶじゃぶ池で、水深は5~30センチメートルと浅く、小さなお子さまが楽しく遊べる公園のオアシスです。周囲には樹木があり、子供たちが遊んでいる間は保護者の方々も日陰でゆっくりくつろげます。

西口BBQ ~GARDEN MAGIC~は、西口から徒歩約5分の西口ひろば(キッズドームの近く)にあるバーベキューの会場です。必要な機材などは全て用意されているので、すぐにバーベキューを始めることができます。花の季節には花畑を眺めながら楽しむこともできます。アスレチックコースや水遊び場、サイクリングセンターも近くにあります。

広場とサイクリングセンター

西口ひろばは、約16,000平方メートルの芝生の広場で、のんびりと寝転がったり、むさしキッズブルペンでキャッチボールをしたり、自由に楽しむことができます。広場内には花畑もあり、春にはネモフィラが一面に咲き誇ります。

渓流広場は、長さ270メートルの人工の流れと芝生のスロープがある広場で、川の一生を表現しています。サイクリングの途中で休憩するのにぴったりのスポットです。

西サイクリングセンターは、公園の南口、中央口、西口付近にあり、自転車の貸し出しも行っています。公園内の移動に便利で、全長約17キロメートルの自転車専用コースは、適度なアップダウンもあり、十分に楽しめます。木漏れ日の中でサイクリングをお楽しみください。

ぽんぽこマウンテンと運動広場

ぽんぽこマウンテンは、日本最大のエアートランポリンで、友達と一緒に楽しく空中ジャンプができるスポットです。小さなお子さま用のトランポリンもあり、家族全員で楽しめます。南口・中央口から徒歩約20分でアクセスできますが、坂道が少ない南口からのアプローチがおすすめです。

運動広場は、園内最大(64,400平方メートル)の芝生広場で、人気のぽんぽこマウンテンもあります。マラソン大会や団体のレクリエーションにも利用されています。

自然の小道と花のエリア

野草コースは、雑木林や沼辺を巡る約1キロメートルの自然散策路で、数多くの野草や花々を楽しむことができます。道端に咲く季節の花や木々の美しい景観をゆっくりと楽しみながら、散策することができます。

カエデ園は、秋には「紅葉見ナイト」でライトアップされる紅葉スポットです。夜間の幻想的な光の演出とともに、真っ赤な紅葉を楽しむことができます。

梅林(花木園)では、約120品種、500本の梅の香りを楽しむことができます。早咲きの紅梅は1月から咲き始め、遅咲きの品種は3月半ばまで楽しめます。春を感じる場所です。

桜(花木園)では、3月末からソメイヨシノを中心に約500本の桜が咲き、ユキヤナギやレンギョウ、菜の花などと競演する美しい景色が楽しめます。

椿園は、松の林の下に広がる約20,000㎡の椿園で、様々な種類の椿を鑑賞することができます。

都市緑化植物園では、植物園展示棟やハーブガーデン、ボーダー花壇など広大なエリアで、さまざまな季節の植物を楽しむことができます。展示棟内のボタニカルショップでは植物をモチーフにしたお土産や公園のオリジナルコーヒーも販売されています。

ハーブガーデンは、約2,500㎡の面積で、バラと低木や草花が調和した「ローズ&シュラブガーデン」や、宿根草とハーブが楽しめる「ペレニアル&ハーブガーデン」、銅葉と黄金葉の植物が対照的な「デイ&ナイトガーデン」など、7つのエリアに分かれています。カラーリーフの品種が多く使用されており、花のない季節でも美しい葉色がガーデンを彩ります。

季節ごとのイベント

国営武蔵丘陵森林公園では、季節ごとにさまざまなイベントが開催されます。春は「お花見フェスタ」や「わかばフェスタ」、夏は「涼風まつり」や「夏休みふれあい水族館」、秋は「みのりフェスタ」や「沼まつり(滑川町の伝統行事)」、冬は「完走マラソン大会」や「スターライトイルミネーション・クリスマスコンサート」などがあります。これらのイベントを通じて、自然の美しさや季節の変化を楽しむことができます。

まとめ

国営武蔵丘陵森林公園は、広大な自然の中でさまざまなアクティビティを楽しむことができる場所です。四季折々の風景を楽しみながら、アスレチックや水遊び、サイクリングなど、多様な体験ができます。家族連れからカップル、友人同士まで、誰もが楽しめるこの公園で、リフレッシュし、楽しい時間をお過ごしください。

Information

名称
国営 武蔵丘陵 森林公園
(こくえい むさし きゅうりょう しんりん こうえん)
リンク
公式サイト
住所
埼玉県比企郡滑川町大字山田1920
電話番号
0493-57-2111
営業時間

3月~10月 9:30~17:00
11月 9:30~16:30
12月~2月 9:30~16:00

定休日

6月1日~7月20日・12月・1月4日~2月末までの月曜日(祝日の場合は翌平日)
年末年始(12月31日・1月1日)
1月第3月曜日~金曜日

料金

入園料
大人(高校生以上)450円
シルバー(65歳以上)210円
中学生以下 無料

駐車場
有料駐車場のみ 1600台
アクセス

東武東上線「森林公園駅」下車、路線バスで約10分
JR高崎線・秩父鉄道「熊谷駅」下車、路線バスで約30分

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