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いもせんべい

川越と言えばサツマイモ、サツマイモと言えば川越

サツマイモの産地として有名な埼玉県川越市の名物土産が、さつまいもせんべいである。2mmほどの厚さにスライスしたサツマイモを鉄板の間に挟み、圧縮しながら両面を焼きあげた生地に、その店独自の糖蜜を塗ったお菓子である。江戸時代から「栗よりうまい川越のサツマイモ」と言われたほどの歴史があり、さつまいもせんべいも明治30年代後半、そんな川越のサツマイモ文化の中で生まれた。「小江戸」とも呼ばれ古い町並みが残る川越蔵造りのほぼ中央に位置する芋菓子店・亀屋栄泉「芋菓子の歴史館」では、サツマイモ菓子の歴史を知ることもできる。

亀屋榮泉

芋菓子の元祖と言われる、川越の和菓子屋。明治より川越名産のさつまいもを中心として、さつまいもの芋菓子の製造販売を続け100年を越す老舗。

「里自慢」は、スライスしたサツマイモを圧縮しながら両面を焼き上げ、生姜風味の糖蜜を塗った甘藷煎餅です。

「里土産」は、輪切りにしたサツマイモを糖蜜で煮て、表面に乾燥させた砂糖をまぶした甘藷納糖です。

「里乃誉」は、サツマイモをスティック状に切って油で揚げ、表面に生姜風味の糖蜜をからめた甘藷あられです。薄味の糖蜜をからめた「芋松葉」、黒砂糖風味の糖蜜をからめた「黒糖松葉」もあります。

他にも、輪切りにしたサツマイモを油で揚げ、糖蜜をからめた「サツマチップス」や芋餡入り焼き菓子の「ひとくちぽてと」、洋風の味付けをした「すいーとぽてと」などの芋菓子を販売しています。

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名称
いもせんべい

川越・東松山

埼玉県