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小江戸蔵里

(こえど くらり)

江戸情緒を残す蔵造りの街並み、産業観光館

埼玉県川越市にある小江戸蔵里は、明治8年(1875年)に創業した旧鏡山酒造の酒蔵を改装した複合施設です。江戸情緒を残す歴史ある建物の中で、地域の特産品や郷土料理を楽しんだり、日本酒を試飲したりすることができます。

国の登録有形文化財に指定されている明治時代から昭和時代にかけて建てられた酒蔵を再利用した、「おみやげ処(明治蔵)」「まかない処(大正蔵)」「ききざけ処(昭和蔵)」の3つの蔵、そして「つどい処(展示蔵)」があります。

施設の構成

おみやげ処(明治蔵)

明治蔵「おみやげ処」では、小江戸川越ブランド産品の販売コーナー、お菓子の実演販売コーナー、喫茶コーナー、そして観光情報コーナーが設けられています。ここでは、川越の特色ある商品を購入できるため、観光客にとっては必見のスポットです。

まかない処(大正蔵)

大正蔵「まかない処」では、地元の食材を使用した和風の創作料理を提供するレストランがあります。ここでは川越ならではの酒と一緒に、ゆっくりと食事を楽しむことができます。

ききざけ処(昭和蔵)

昭和蔵「ききざけ処」では、埼玉県内の34蔵から集められた日本酒が一堂に会し、有料の試飲機を利用して飲み比べができます。また、醤油や味噌などのアイテムを取り揃えた発酵グルメコーナーもあります。日本酒好きにはたまらない場所です。

つどい処(展示蔵)

「つどい処(展示蔵)」では、会議室やギャラリー、広場として利用でき、市民と観光客の交流の場として機能しています。地元の文化や歴史を紹介する展示も行われています。

川越市産業観光館

川越市産業観光館は、旧酒造会社の建物を転用して設置された商業施設です。愛称は「小江戸蔵里(こえど くらり)」で、2010年(平成22年)10月1日に開業しました。

沿革

川越市産業観光館は、1875年(明治8年)に創業した旧鏡山酒造の酒蔵を保存・改修し、2010年に開業しました。旧鏡山酒造は、川越市内に最後まで残った造り酒屋で、明治・大正・昭和期に建てられた蔵が残されていましたが、2000年に廃業しました。市民の声に応える形で川越市が土地と建物を取得し、地域の産業と観光のための施設として計画・設置しました。

歴史的な背景

旧鏡山酒造の酒蔵は、国の登録有形文化財に指定されており、明治蔵、大正蔵、昭和蔵の3つの蔵から構成されています。これらの蔵は、それぞれの時代の建築様式を反映しており、歴史的価値が高いです。

建築概要

文化財の概要

登録有形文化財(建造物)として、旧鏡山酒造の蔵が登録されています。

Information

名称
小江戸蔵里
(こえど くらり)
リンク
公式サイト
住所
埼玉県川越市新富町1-10-1
電話番号
049-228-0855
営業時間

明治蔵
11月〜6月10:00〜18:00
7月〜10月11:00〜19:00

大正蔵
平日 11:00〜15:00 / 17:00〜22:00
土日祝 11:00〜22:00

昭和蔵
11:00〜19:00

展示蔵
9:00〜21:30
※利用状況により閉館時間が異なる場合があります

定休日

なし(臨時休館日あり)

アクセス

西武新宿線本川越駅より徒歩3分

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