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秩父錦

(ちちぶ にしき)

米本来の旨味をしっかり感じさせる酒好きもうなる逸品

年間を通して寒暖の差、夏と冬の気温差が非常に大きい秩父地方は酒造りに適した地域。“秩父錦”は甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)を源流とする荒川水系の良質な岩清水を使っているため、混じりけのない米本来の旨味を楽しめる。清酒の位置づけとしては「淡麗辛口」だが、濃厚でコクがありしっかりとした飲み応えが特徴。同時に雑味や日本酒特有の鼻をつく臭みもなくすっきりといただける。寛延2年(1749年)の創業以来引き継がれてきた、伝統の手法で造られている“秩父錦”。職人が丹精込めて造った地酒をじっくり楽しみたい。

矢尾本店

江戸中期の1749年、近江商人の矢尾喜兵衛が秩父大宮郷に移住し、「升屋利兵衛」という屋号で酒造業を始めました。

美味しい酒を追求するために培われた確固たる技術とこだわりは、長い歴史の中で磨き上げられました。杜氏や蔵人による酒造りだけでなく、瓶詰めやラベル貼り、梱包に至るまで、一つひとつ手作業で丁寧に品質管理が行われています。

歴史に裏打ちされたこだわりと現代の名工の技術、そして個性。こうして生まれた新しい味わいの『秩父錦』は、「全国新酒鑑評会」で七年連続金賞を受賞するなど、優れた成績を誇っています。

Information

名称
秩父錦
(ちちぶ にしき)

秩父・長瀞

埼玉県