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道の駅 大滝温泉

(みちのえき おおたき おんせん)

良質な温泉と郷土料理、自然、歴史など、様々な魅力が詰まった施設

埼玉県秩父市にある「道の駅大滝温泉」は、国道140号沿いの道の駅です。埼玉県の西部に位置し、山梨県からの入口となる場所にあります。秩父地方の西端にあり、急峻な山々と日本のV字渓谷が顕著に見られる大滝地区に位置しています。

埼玉の秘境への入口とも言える場所で、荒川の畔にあり、豊かな自然に囲まれ、歴史と文化に触れることができる魅力的な施設です。日帰り温泉や郷土料理、歴史民俗資料館など、様々な施設が揃っており、秩父観光の拠点としても人気があります。

深さ1,000mから湧き出すイオン成分の含有量が高いことで知られる大滝温泉を使用した日帰り温泉施設「遊湯館」では、眼下に流れる荒川や美しい山並みを望みながら、ゆっくりとお湯につかることができます。

日帰り入浴施設「遊湯館」

大滝温泉 遊湯館は、荒川を見下ろす2階建ての浴室を持つ日帰り温泉施設です。浴槽は檜風呂と岩風呂が男女各一つずつあり、館内の地下1階にある露天風岩風呂は、開け放した大きな窓から眼下に流れる川からの心地よい風を感じながら入浴できます。透明な風を受け、自慢の泉質の温泉に入り、美肌と健康を養った後は、全面総檜で窓付きのサウナで景色を眺めながら檜の香りに包まれて、心まできれいに磨きましょう。

館内にはサウナ、露天風岩風呂、ヒノキ風呂、大中の広間、個室の休憩室、売店などがあり、食事も楽しめます。無料休憩室や売店もあり、荒川の清流を眺めながら、のんびりと温泉を楽しむことができます。

大滝温泉の特徴

大滝温泉 遊湯館の温泉は、ナトリウム・塩素・炭酸水素・メタホウ酸の各イオン成分を含むpH8.4の弱アルカリ性温泉です。このアルカリ性分とナトリウムが肌の角質の余分な汚れを取り除く働きをし、ツルツルな肌になる美肌効果を生み出します

泉質と効能

大滝温泉の泉質は、ナトリウム・塩化物泉です。泉温は33.1℃(源泉)で、効能としては神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱体質、慢性婦人病などが挙げられます。

お食事処「郷路館」

丸太造りの温かみのあるお食事処「郷路館」では、木のぬくもりと川のせせらぎを感じながら、荒川源流大滝自慢の「手打ちそば」や「地元の田舎料理」など、素朴な郷土料理を楽しむことができます。おすすめのメニューには、秩父名物の「豚みそ丼」や「ホルモン焼き定食」、自家製カレーなどがあります。中津川いも、しゃくし菜飯、手打ちそばも自慢の一品です。

歴史民俗資料館

大滝民俗資料館では、郷土の歴史や生活を伝える資料が展示されています。奥秩父の原生林の動植物に関する展示をはじめ、江戸時代に幕府直轄の山であった「御林山」で生計を立てていた村の暮らし、山間地での農業の営み、秩父往還の歴史などが紹介されています。豊かで厳しい自然の中での仕事や暮らしぶりが展示されており、近代産業の発展と共に変化していった生活環境や民族文化遺産がどのように変遷していったかを学ぶことができます。

まとめ

道の駅 大滝温泉は、埼玉県秩父市の自然豊かな場所に位置し、温泉施設「遊湯館」やお食事処「郷路館」、歴史民俗資料館など多彩な施設を備えています。荒川の清流を眺めながら、温泉に浸かり、美肌効果を享受しつつ、地元の特産品や郷土料理を楽しむことができるこの場所は、訪れる人々に癒しと安らぎを提供してくれます。秩父の観光がてら、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

Information

名称
道の駅 大滝温泉
(みちのえき おおたき おんせん)

秩父・長瀞

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