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しゃくし菜

(な)

しゃもじに似た白菜のような漬物向きの冬野菜。炒めても美味!

標高が高い秩父地方で、白菜のかわりにつくられてきた、正式名称は「雪白体菜(せっぱくたいさい)」という野菜。「飯じゃくし(しゃもじ)」に似ていることから秩父地方では「しゃくし菜」と呼ばれる。秩父地域のしゃくし菜は、漬物用として古くから栽培されているが、炒めても良く、まんじゅうやお焼きのあんにもあう。タネ播きが適期より早いと病害虫が多くなり、遅いと株が小さくなるため、同じ秩父地方でも、標高の高低により播き時が異なる。豊かな緑とせせらぎに囲まれた段々畑などで育てられる。

旬     11月 12月 

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名称
しゃくし菜
(な)

秩父・長瀞

埼玉県